SEO対策(検索エンジン対策)にかぎらず、webビジネスにおいてはアクセス解析はなくてはならない存在だと言えます。と言うのも、実店舗ですと、顧客の流れ、動向、趣向と言ったものが目に見えてわかる場合が多いのですが、かたやwebサイト、ホームページにおいては、そのような顧客の流れや動向と言ったものは以前は売り上げ結果の数値だけで推測するしかありませんでした。
確かに売上結果というのは、その店舗の売れ筋、流行を端的にあらわしたものと言えますが、それだけでは本当の意味でのマーケティングとは言えないでしょう。アクセス解析は、ただ単なるアクセス数、ホームページの来訪者のカウントだけに終わらず、実店舗以上に消費者の趣向や動向が目に見えてわかる『魔法の杖』のような技術です。
ホームページ制作のダススタイルでは、これからのwebマーケティングには不可欠の存在と言えるアクセス解析を標準装備したホームページをご提供します。
アクセス解析の”キモ”
皆さんは「アクセスカウンタ」と言うものをご存じでしょうか? 「あなたは今日××人目の訪問者です」と言った表示でホームページ上でよく見られた方も多いと思います。これもアクセス解析の一つで、今現在のアクセス解析はこれを原点として発展していったと言っても過言ではないと思います。
ただホームページのアクセス解析と言えば、まだこの程度のモノだという概念にとらわれている方もたくさんいるのではないでしょうか? この程度の認識からなのかどうかは分かりませんが、実際、ホームページを公開している企業の約40%がアクセス解析を行っていないと言われています。アクセス解析でどういったことができるの?メリットはあるの? と言った疑問にもここで少しお答えしていきたいと思います。
ユニークユーザー数
ユニークユーザー数とは、ホームページにおけるアクセス数の単位の一つで、あるサイトを特定の期間に訪れた人のユニーク(唯一)な数のことで、単なるアクセスカウンタで数えられるような延べ訪問数(ビジット)ではなく、複数回ホームページを訪問した人も1人と数えます。
ここで重要なのは、複数回訪問した人も1人と数える点です。この点で、アクセスカウントやビジットなど単純なアクセス件数のカウント方法に比べ、インターネットユーザの中にそのホームページに興味を示している人がどれくらいいるのか正確に判断することができます。
ユーザー別の訪問回数判定
これはまったく知らない方には脅威と取られるかもしれませんが、ユーザー別にそのホームページに特定の期間何回訪問したかがアクセス解析では調べられるということです。つまりマーケティングでは重要な要素である、リピーターなのか、それとも新規のホームページ訪問者なのかが判別できるのです。
リファラ(参照元ページ)
リファラとはホームページのリンクをクリックして別のページに移動したときの、リンク元のページのことを言います。つまり自社のホームページはどこのリンクから来たのか、どの広告から来たのか、どのような検索エンジンから来たのか?が簡単にわかる機能です。それと同時に、どのような言葉で検索をかけてこのホームページに辿りついたのか、という検索エンジンで入力した『検索ワード』も明白になるので、SEOや検索エンジン対策においても欠かせない機能です。
離脱率
ホームページのあるページを訪れた訪問者のうち、何パーセントがそのページを出口にして別のサイトに行ったかを示す数値です。例えば、ある特定のページに100人の訪問者数があり、そのうちの70人がそのページ以降にそのサイト内の別のページを訪問していなければ、離脱率は70%ということになります。
この離脱率が高いページがいわゆる『thank youページ(決済完了ページ)』のような最終目的のページだとすると問題はありませんが、そのthank youページに辿りつくまでのページで離脱率が高いとサイトの最終目的ページへの誘導に不備があったと考えられるので、ホームページ制作においてそのサイト経路の見直しなどをする必要が発生してきます。
以上、ホームページ制作におけるアクセス解析の特徴についてピックアップして述べさせていただきましたが、上記機能だけに限らずアクセス解析は今やホームページには欠かせないものとなっています。こういった点からも、もっとアクセス解析を活用して頂きたい、またその活用で『結果』を生み出せれば、と考えています。